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2023.08.02RESEARCH

約7割が、仕事で「ChatGPT」の利用を希望。その理由は?

 20代の働き方研究所
「ChatGPT」などの生成AIが注目を集めています。デジタル活用に長け、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する20代は、仕事でのChatGPT利用についてどのように捉えているのでしょうか。

株式会社学情が、20代社会人を対象に実施したインターネットアンケートでは、7割に迫る20代が、仕事でChatGPTを「使用したい」と回答しました。また8割超の20代が、ChatGPTなどの生成AIが普及すれば、仕事において必要となる能力やスキルは「変わると思う」と回答しています。

仕事でChatGPTの使用を希望する20代が7割に迫る

仕事における、ChatGPTの使用について、「使用したい」と回答した20代が39.2%に上りました。「どちらかと言えば使用したい」29.9%を合わせると、7割に迫る20代が、仕事でのChatGPT利用に前向きであることが分かります。「会社で使用が認められていたら使用したい」「効率化を図れるのであれば利用したい」「効率化できるところは効率化し、より重要な業務に注力したい」「生産性が上がるのであれば有効活用したい」といった声が寄せられました。

生成AIの普及で「仕事で必要になる能力やスキルは変わると思う」と回答した20代が8割超

ChatGPTなどの生成AIが普及すれば、仕事において必要となる能力やスキルは「変わると思う」と回答した20代が48.2%に上りました。「どちらかと言えば変わると思う」34.8%を合わせると、8割超の20代が、生成AIの普及で求められる能力やスキルが変化すると考えていることが分かります。「AIを活用する業務と、人間がやるべき業務のすみ分けが進むと思う」「AI活用が進めば、人間にはよりクリエイティブな能力が求められると思う」「AIなどの技術を使いこなす力が求められるようになると思う」「AIが基礎的な仕事をしてくれるようになったら、人間にはより高度なスキルや発想力が求められると思う」といった声が上がりました。

<調査概要>
・調査期間:2023年6月6日~2023年6月14日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:20代社会人
(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
・有効回答数:492名
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。

今回の調査結果で、「仕事でChatGPTを使用したい」と回答した20代が7割に迫り、 「ChatGPTなどの生成AIが普及すれば、仕事において必要となる能力やスキルは変わると思う」と回答した20代は8割を超えました。「AI活用が進めば、人間にはよりクリエイティブな能力が求められると思う」「AIなどの技術を使いこなす力が求められるようになると思う」「AIが基礎的な仕事をしてくれるようになったら、人間にはより高度なスキルや発想力が求められると思う」などの声から、生成AIの普及により求められる能力やスキルが変化すると考えていることが分かります。
AI活用やDXの推進により、人間が担うべき役割や求められる能力は大きく変化していくと想定されます。たしかに不安もありますが、多くの人がコロナ禍でリモートワークを経験し、仕事の進め方や働き方、必要とされるコミュニケーション能力やスキルが大きく変化することを経験し、そして順応してきました。AI活用やDX推進に求められるのは、“柔軟な”発想力だと言われています。話題となっている技術やトレンドにアンテナを張ったり、新しいものを面白がって試してみることが、AI活用・DX推進の一歩になるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

 20代の働き方研究所

20代中心の研究員で構成された研究機関。20代が主体的に「キャリア」や「働き方」を選択できるように、キャリアや仕事観の形成に関する調査・研究・情報発信を行っています。

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