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  • 「当事者」としての意識と行動から「経営人材」へ。急成長中のデータXの経営・事業企画の仕事から見えてくる、ビジネスの現場で活躍するための素地とは。
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2021.09.15INTERVIEW

「当事者」としての意識こそが経営人材への第一歩。データXの経営・事業企画の仕事に学ぶ、活躍の素地

株式会社データX(旧社名:フロムスクラッチ) 松浦 拳(まつうら けん) 様

マーケティング領域におけるクラウド型サービス「b→dash」を開発・販売し、スマートデータ社会実現に向けて取り組む、データテクノロジーカンパニーであるデータX。国内のSaaS企業の中でも年間売上の成長率トップクラスを誇る同社で、経営企画・事業企画を担う松浦さんにお話を伺いました。外資系投資銀行JPモルガンでの勤務を経て、データXに転職された経歴を持ち、急成長を遂げる同社の経営/事業の根幹を担う20代の松浦さんの経験や仕事に向かう姿勢から、これからのキャリアを築く上でのヒントを紐解きます。

 

より「当事者」になるために―。外資系投資銀行からBtoB領域のサービスを手掛けるSaaSスタートアップへの転職

―前職は外資系投資銀行で勤務されていたそうですね。まずは新卒での就職活動の際にどのような考えで企業選びをされ、その後どのように転職に至られたのか、お話をお聞かせください。

新卒での就職活動では「スケールの大きい仕事がしたい」と思い、企業選びをしていました。当時は「グローバルに働けること」「新聞の一面を飾るような出来事に携われること」が、私の中での「スケールの大きい仕事」でしたね。そうした考えから、コンサルティング会社や外資系金融機関を就職先として探していました。

そして選んだのが前職のJPモルガンです。ハードワークであることは有名で、扱う案件の大きさなどから大きなプレッシャーも感じるような環境です。しかし、その分、ソフトスキルもハードスキルも両方身に付く環境に違いないと考え、迷いなく飛び込みました。

実際に働き始めてみると、その仕事のスケールの大きさは希望に叶うもので、誰もが知る、大手インターネットサービス会社とモバイルメッセンジャーアプリ会社との経営統合プロジェクトを、私含めて4名の少数精鋭で携わる機会もありました。非常に大変ではありましたが、これ以上にないスケールの大きい仕事に関わることができて、まさに「新聞の一面を飾る出来事」に携われた瞬間でもありました。

―そうした達成感を味わえるやりがいのある仕事だったのに、なぜ転職をされたのでしょうか

自分の中で「スケールの大きい仕事」の定義が変わっていったためです。「グローバル」や「スケールの大きさ」だけではなく、さらに「当事者としてどれだけ関わることができるのか」ということも考えるようになり、「スケールの大きさ×主体性」という両軸に重きを置くようになっていきました。

先程のようなプロジェクトに携わるにしても、事業会社側で、主体的に自分で課題を発見し、解決に向けて自分の手で前に進めていくことができたら、さらに面白いのでは、と考えるようになり、実際にビジネスを創り出す側の仕事に挑戦しようと転職を決意しました。

―データXにはどのようにして出会われ、入社を決意されたのでしょうか

実際にビジネスを創り出せる環境は大手企業よりもスタートアップのほうが多いのではないかと考えました。ただ、ひとことでスタートアップといっても数多くあるので、その中で国内はもちろん、グローバルでも戦えるような企業を探していました。

そして偶然、自分が思い描いていたイメージのデータXに出会いました。データXが開発、提供しているサービスのデータマーケティングプラットフォームである「b→dash」が戦っている市場は、外資系ツールが圧倒的なシェアを誇っていたにも関わらず、b→dashがシェアを徐々に奪っていっているような状況でした。その話を聞いたときに、口だけで大きなことを言っているようなスタートアップではなく、データXであれば「本気で世界で戦える」と感じて、どんどん惹かれていきました。

ただ、最終的に入社を決意させたのは、面接で出会った社員の皆さんの熱意でした。非常に熱量の高い方ばかりで、本当に社会を変える強い意志を感じましたね。

社内を見学した時も、年齢や役職など関係なく、社員同士が熱く議論し合っている様子を垣間見ることができました。組織全員、見ている方向が同じで、自分たちが掲げた目標を達成するためであれば、年齢や役職関係なく考えをぶつけ合いながら、ベストな解を出そうと思考錯誤できる組織はなかなかないので、感銘を受けましたね。

実際に入社してみても、その印象は変わらず、熱量の高い社員が多く、部署の垣根を超えて全員スポーツで一つの目標に向かうような力強さを1人1人が持っていると感じています。
 


――新卒で外資系の大企業からスタートアップに転職する際に、一般的には迷いが生じそうですが、迷わず決意された背景には何かあるのでしょうか

もともと、好奇心旺盛で未知なことや新しいことに物怖じしない、という自分の性格があるように思います。転勤族の家庭で育ったこともあり、行く先々で文化や環境の違いを経験しましたが、そういった変化や違いに面白さを感じましたし、視野が広がっていく実感がありました。
そうした幼少期の経験もあり、常に自分の世界を広げられるような挑戦をし続けたいと思っていますし、ワクワク出来る環境があれば飛び込みたい、とも思っています。
 

常に変わり続ける課題に挑戦する経営・事業企画という仕事。1次情報を追い求めて、一番の「当事者」へ

―現在のお仕事内容について教えてください

COO(最高執行責任者)の直轄の部署で、「経営企画」や「事業企画」を担当しています。セールスやマーケティング、開発などの各部署から、バックオフィス側まで、あらゆる部署に携わっています。
一見、バラバラな領域に見えるかもしれませんが、いずれも会社の経営や事業における課題への解決策を見出し、仕組みを創って運用に乗せる、という意味で課せられているミッションは全て同じです。

―それだけ広範な業務に携わるということは、その分、幅広い知識も必要になると思います。どのような姿勢で臨まれているのでしょうか

どんな案件に取り組む際も、大きく二つのことを意識しています。

一つは「解決するまで、必ずやりきる」ということです。抽象的な課題からのスタートですし、短期的なスパンで取り組む必要があることも多いですが、分析して終わりではなく、解決策を実行し目に見える定量的な成果を必ず残す、ということを意識しています。そして、解決するためには、「本質的な課題」を明確にすることが重要です。もちろん、見直すべき課題が最初から明確なケースもありますが、現場のスタッフよりも詳しくなるくらい徹底的に1次情報をかき集めて、議論に議論を重ねることで初めて、現場では把握しきれなかった課題を明らかにできるケースが大半です。
そのため、本質的な課題を見つけ、解決するまでやり切る、ということは常に意識しています。

もう一つは「“あるべき”が何か」を常に意識することです。人間、現状維持バイアスに引っ張られやすい生き物ではあると思いますが、今あるものを全て取っ払って、目指すべきゴールがどこにあるのかを0ベースで考えます。
そして、そのゴールに対して最もシャープな最短ルートが何かを考えると、意外とやるべきでないことや、逆に必要だけどできていないことが見えてきます。

 

―データXのように事業がどんどん成長していく会社の経営企画や事業企画の仕事のやりがいはどこにあるのでしょうか

現在は仕組み(オペレーション)を創ることによって業務を効率化させることにやりがいを感じています。データXでは、仕組化のことを「method」と呼びますが、 methodに沿って業務を行えば、スキルや経験など関係なく結果を出せるように仕組みを創っています。

データXは社員も増え、グローバルに挑戦していこうという拡大期に来ています。そのような状況の中、例えばセールスであれば、会社の創業期のようにトップセールスだけで数字を積み上げていても、今後は売り上げの大幅な拡大は難しく、今のフェーズには合いません。会社が着実に拡大できるように、試行錯誤しながらmethodを創り、誰もが受注できる環境を整えることに取り組んでいます。

もちろんセールス以外の組織であっても、誰が取り組んでも一定以上の結果が出るように、属人的な組織からの脱出を図っています。

―まさに会社や事業の拡大の中心にいると言えますね。転職の時に意識されていた「当事者となる」という点についても、まさに実感されているのではないでしょうか

常に「当事者意識」を持っていることもありますが、会社の重要事項を自分が動かしているという手触り感があり、「当事者となる」ことを実現できていると思います。

私は1次情報をすべて収集し整理することが必要だと考えているため、現場とのコミュニケーションを大事にしています。泥臭い部分にも入っていくことができないと、経営企画や事業企画はできません。極論かもしれませんが、この仕事は誰よりも当事者にならなければいけないものだと思います。

また、年齢や社歴関係なく、やりたいと手を挙げればチャンスを掴める会社です。自分の積極さ次第で幅広い仕事に当事者として携われるので、20代で貴重な経験ができていると感じます。
 

「経営人材」を目指して。突破力・推進力・実行力を発揮するためのスキルセット。

―そんな松浦さんにとって、3年後、5年後にこうなっていたい、といった目標はありますか

20代の内は自分のできることを増やしていきたいと思っています。そのためには課題を見つける力・推進する力・実行する力・突破する力が必要となります。言い換えれば「経営人材」とも言えると思いますが、そうした力を身に付けて「新規事業と言えば松浦」と言われるようになっていきたいですね。

―松浦さんが目指す人材になるために、どのような努力をされているのでしょうか

まだまだ自分は「経営人材」として十分ではないと思うので、大それたことは言えないですが、私が大事にしていることは大きく二つあります。一つ目は「ハードスキル」です。例えばシステムやインフラについての知識などがこれにあたります。

自社の事業について深い議論をするためには前提となる知識が必要ですよね。弊社であれば、マーケティングに関する知識だけではなく、事業に関わる全方位的な知識を持っているゼネラリストが「経営人材」なのだと思います。
二つ目は「ソフトスキル」、つまり「意識」です。私は何事も「自分ごと」にすることが大事だと思っています。上司に言われたからやる、ということではなくて、常に自分として最善の選択肢を持ち、ディスカッションをする。たとえ自分が所属していないユニットであったとしても、自分だったらどうするかという意識を常に持っていたいですね。

経営判断は、仮説を立てた上で最善の道を判断するというものです。経営人材になるということは、こうした意思決定をし続けられる人だとも思っています。

―自分ごとにして考えるというのは、スタートアップや横のつながりの強い会社では機会がありそうですが、縦割りの昔ながらの会社ではなかなか難しいかもしれません

確かに大きな会社などでは難しいかもしれませんね。ですが、常に自問自答する姿勢は持てると思います。目の前の仕事で納得のいかないことがあったときに、「考えても変えることができないし」とただ他責思考に陥るのではなく、「その上で今自分には何ができるのか、何を変えることができてどう行動すべきか」と当事者として考えることが大事だと思います。

 

―最後に、読者の方の中にはデータXに興味のある方や、興味を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。松浦さんがデータXで一緒に働いてみたいのはどんな人材なのでしょうか

社会にインパクトを与えたいと思っている人と一緒に働きたいです。インパクトを与えたいということは高い目標を持っている人でもあります。そういった人と一緒にいるとこちらも楽しいですね。

また、変化が楽しめる人が良いですね。「これまで、こうやってきたから」とか、「前の会社ではこうだったから」ということではなく、柔軟な姿勢で変化を楽しめる方が良いと思います。

結局、今、取り組まなくてはいけない事柄に対して、最大の成果を出せることが一番です。高い熱量をもったスタンスの人に出会いたいですね。
 


株式会社データX
「スマートデータ社会の実現」をミッションとし、事業を展開するデータテクノロジーカンパニー。現在は、データソリューションSaaSである「b→dash」の開発・提供を中心に事業を展開。今後は、強みであるデータ統合技術やデータ高速処理技術を競争力の源泉とし、さまざまな産業領域とエリアでの事業展開を予定。
2019年にはKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)やゴールドマン・サックス等を対象に、総額100億円の第三社割当増資を実施。これにより「b→dash」をリリースした2014年10月以降の累計調達総額は145億円となる。また、Forbes社「日本版CLOUD TOP10」で3位にランクインした他、日本経済新聞「NEXTユニコーン」選定、AWS Summit Tokyo「Startup Architecture of the year」で最優秀賞を受賞するなど、多方面からの評価を受けている。
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